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ベートーヴェン 交響曲全集 1980年代の名盤

ベルナルト・ハイティンク 、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 

ベルナルト・ハイティンク 、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

ロイヤル・コンセルトヘボウ管創立100周年を飾ったハイティンク2度目の全集です。
1961年かた88年まで、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を率いたハイティンクとオーケストラの総決算的な録音です。
このベートーヴェンの交響曲全集は、1988年度のレコードアカデミー賞を始め各地で高い評価を受けました。

コンセルトヘボウ管の美しい響きとハイティンクの円熟味を増した見事な統率力で稀に見る完成度の高い全集となりました。
しかもコンセルトヘボウ管の創設100周年とハイティンクの退官と重なって、リリース当時は大変話題になりました。

録音された頃は、既にオランダではピリオド楽器による演奏が台頭していましたが、ハイティンク&コンセルトヘボウ管の演奏は、モダン楽器による模範と出来る演奏といえます。


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ゲオルグ・ショルティ シカゴ交響楽団
 

ゲオルグ・ショルティ 、 シカゴ交響楽団

ショルティ&シカゴ響の黄金コンビによる2度目の全集です。

ショルティ&シカゴ響による2回目となるこのデジタル録音は、録音開始当時73歳であったショルティが長い録音史の中でも総決算的な位置付けとみなし、あえてベートーヴェンに対しての最終回答、もしくは彼らの全録音の頂点を飾るに相応しい音源をDECCAで残した、とも言えるのではないでしょうか。

戦前から続く重厚長大型のベートーヴェンにかわって、80年代からは特にベートーヴェンの原点回帰的な演奏が拡がりました。

そんな状況の中、モダン・オケにとっての理想的なベートーヴェン演奏とは、という問いに対し、このアルバムは正面からひとつの重要な回答を行ったとも言えます。

余裕あるテンポでの真摯な演奏であり、現代に通じる完成度の高い技術も見逃せません。

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リッカルド・ムーティ  フィラデルフィア管弦楽団
 



リッカルド・ムーティ 、 フィラデルフィア管弦楽団

1980年代後半に集中して録音された、ムーティ&フィラデルフィア管によるベートーヴェン交響曲全集。

「レオノーレ」第3番や「フィデリオ」などの序曲も収録。ムーティは、1980~1992年の間、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督期間中の代表的録音。

前任のオーマンディの推薦で若き後継者となったムーティのこの録音は、ドラマティックで躍動感に溢れたもので、ムーティならではの芸術性が放出されています。
ワーナーミュージック・ジャパン

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マイケル・ティルソン・トーマス 、イギリス室内管弦楽団 、セントルークス管弦楽団 、ロンドン交響楽団


マイケル・ティルソン・トーマス 、 イギリス室内管弦楽団 、 セントルークス管弦楽団 、 ロンドン交響楽団


指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
管弦楽:イギリス室内管弦楽団
ソプラノ:スザンヌ・マーフィー
メゾ・ソプラノ:キャロライン・ワトキンソン
テノール:デニス・オニール
バズ:グウィン・ハウエル
合唱:タリス室内合唱団

室内オーケストラによる史上初のベートーヴェン交響曲全集を完成させたMTTのベートーヴェン録音の集大成!ついにインターナショナル発売実現。

1978年の《田園》を皮切りに、1986年の《英雄》まで、足かけ7年をかけてマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)が2つの室内管弦楽団を指揮して録音したベートーヴェンの交響曲全集。

20世紀後半の主流だったスタンダードな大編成によるベートーヴェン像とは異なる、小編成による演奏ならではの切れ味の鋭さが際立ち、まだまだ尖がっていたMTTならではの微に入り細を穿つ解釈がベートーヴェンの革新性を浮き彫りにしています。

現在では当たり前になったヴァイオリン・パートを左右に分けた配置も当時は新鮮で、オーケストラの各パートの動きが鮮明に捉えられ、さまざまなモチーフの連携や和声の変化が手に取るように聴きとれるのもこの編成ならではです。

8曲を担当するイギリスの室内オーケストラの草分けであるイギリス室内管、《英雄》を担うセント・ルークス管はいずれも、奏者全員が一騎当千の猛者集団であり、その機動性の高さは圧倒的です。

MTTが交響曲に先駆けて1974年にロンドン響と録音していたベートーヴェン後期の知られざる合唱曲集を組み合わせた、彼のベートーヴェン録音の集大成です。
ソニー・ミュージック

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ギュンター・ヴァント 、 北ドイツ放送交響楽団


ベートーヴェン:交響曲全集 ギュンター・ヴァント 、北ドイツ放送交響楽団

指揮:ギュンター・ヴァント
管弦楽:北ドイツ放送交響楽団

ソプラノ:イーディス・ウィーンズ
アルト:ヒルデガルト・ハルトヴィヒ
テノール:キース・ルイス
バス:ローラント・ヘルマン
合唱:ハンブルク国立歌劇場合唱団、北ドイツ放送合唱団

録音:1984年11月~1987年2月 ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、他

ギュンター・ヴァントの「ベートーヴェン:交響曲全集」は、1982年から北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任したヴァントが、ブラームスの交響曲全集に次いで取り組み、1984年の「英雄」から1988年の第2番・第4番まで、5年がかりで綿密なスタジオ・セッションを積み重ねて収録されました。

北ドイツ放送(NDR)との共同制作という形で収録されたため、納得のいくまで充分なテイクが積み重ねられた末に完成したこの全集では、スコアのあらゆる細部が吟味されつくし、緻密を極めたヴァントのベートーヴェン解釈が実際の音として表現されています。

ロマン主義的演奏とも、ピリオド奏法とも無縁でありながら、スコアだけを頼りにベートーヴェンの音楽の核心に到達し、その本質を開示しています。

NDR所蔵のオリジナル・マスターからDSDマスタリングされたことで新鮮な響きを取り戻したと絶賛された、2007年にエソテリックとの共同企画として発売されたハイブリッドディスク盤【BVCC37473~77 \10,000(税抜)】の初シングルレイヤー化。
ソニー・ミュージック

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クリストファー・ホグウッド、エンシェント室内管弦楽団


ベートーヴェン: 交響曲全集 クリストファー・ホグウッド 、エンシェント室内管弦楽団

指揮:クリストファー・ホグウッド(指揮)
管弦楽:アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック

ソプラノ:アーリーン・オジェー
メゾ・ソプラノ:キャサリン・ロビン
テノール:アンソニー・ロルフ=ジョンソン
バス:グレゴリー・ラインハルト
合唱:ロンドン交響合唱団

録音:1983年11月~89年9月

私がCDを選びの参考にしている『交響曲CD 絶対の名盤』福島章恭著の文章を引用します。

オリジナル楽器によるベートーヴェンでは、後発のガーディナー盤、ノリントン盤、ブリュッヘン盤などあるが、ガーディナーほど軽くなく、ノリントン(旧盤)ほど楽天的でなく、ブリュッヘンほど神妙でないホグウッド盤がもっとも魅力がある。

特徴がないようでいて味わい深く、聴きながら「ベートーヴェンの音楽はなんて美しいのだろう」と思わせてくれるからです。

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   運営者

ともやん 64才 横浜在住。
2019年7月に38年勤務した会社を退職し、現在自営とアルバイト生活。
ポップにライトでプロティアン・キャリアを実践する音楽好きおじさんです。
家族は妻と猫2匹。三人の子供たちは成人しています。
クラシック音楽を聴き始めて50年。好きな作曲家は、もちろんベートーヴェン。
聴き始めたころは、生誕200年としてお祭り騒ぎのようでしたが、先年の生誕250年は、コロナ禍によりコンサートが思うように開催できなかったので残念でした。
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