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ベートーヴェン 交響曲全集 1990年代の名盤

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団(5回目 1991-92)

朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー交響楽団

指揮:朝比奈 隆
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

ソプラノ:井岡 潤子
アルト:伊原 直子
テノール:大野 徹也
バリトン:多田羅 迪夫
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
合唱指揮:岩城 拓也

朝比奈隆が大阪フィルと1991年~92年にかけて完成させた、通算5回目のベートーヴェン全集を最新のマスタリングで復刻。

この時巨匠は80代前半の心身共に最も充実していた時期で、その質実剛健にして意気軒高な姿がここに記録されています。

朝比奈には珍しくライヴ&セッション(スタジオライヴ)とを組み合せており、腰の重い骨太な筆法から生まれる一点の曇りもない正攻法な音楽で、この全集が朝比奈の最高峰と捉えるファンも少なくありません。

初出時の宇野功芳氏による演奏解説と、貴重な長時間インタビュー付、江崎友淑による2020年新マスタリングなど魅力満載。初出はキャニオンクラシックスで、今回約30年ぶりの待望の再発売となります。

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朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団(6回目 1996-97)


朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー交響楽団(6回目)


指揮:朝比奈 隆
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

ソプラノ:岡坊久美子
アルト:竹本節子
テノール:林誠
バリトン:田中勉
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
合唱指揮:岩城 拓也

この録音は、最晩年では1988-89年にかけて収録された第4回目のfontec盤、第5回目の1991-92年にかけてのキャニオンクラシックス盤の全集の後、1996年11月から97年7月にかけてライヴ収録された同じくキャニオンクラシックスの通算6回目に当たります。

第5回目はライヴの一環での収録(聴衆を入れて「レコーディング・コンサート」という形での公開収録)を中心として、大阪フィルハーモニー会館でのスタジオ収録も行われた、朝比奈の晩年としては珍しいセッション的要素も入っていたのに対し、この第6回目ではザ・シンフォニーホールで開催された「朝比奈隆ベートーヴェンチクルス」のライヴが収録されました。

ホールの響きの美しさは格別で、当時のキャニオンクラシックスによる録音も見事です。

この録音には朝比奈のベートーヴェンの神髄が残されていると言っても過言ではありません。

朝比奈88歳時の記録であり、この後も1998年の新日本フィルとのものや、2000年の3月から12月にかけての最晩年の全集もありますが、長年連れ添った大阪フィルであることと、同じロケーションで行われたこの第6回目の全集は、バランス的にも完成度が高い録音と言えます。

今回の復刻は高音質としては12年振りですが、その間の復刻技術の進歩は目を見張るものがあります。特にマスタリング技術により、ハイレゾではない当時のデジタル録音であってもより良い音質で再現することができるようになりました。この音源はオリジナルの24ビットレコーディングのスペックを鑑み、SACDハイブリッド盤として再発することにいたしました。尚、曲によって拍手の有無がありますが、これは初出時の形態のままとなっています。

今回の解説書では、序文に新規で西濱秀樹氏による序文解説を掲載し、初出時の演奏解説を執筆した宇野功芳氏の文章全文も収録、音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で、今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。

朝比奈のベートーヴェン生誕250年記念復刻企画の第2弾としまして、シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。

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コリン・デイヴィス、シュターツカペレ・ドレスデン


ベートーヴェン: 交響曲全集, 他 コリン・デイヴィス 、シュターツカペレ・ドレスデン

指揮:サー・コリン・デイヴィス
管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン
ソプラノ:シャロン・スウィート
アルト:ヤドヴィガ・ラッペ
テノール:ポール・フライ
バス:フランツ・グルントヘーバー
合唱:ドレスデン国立歌劇場合唱団

録音:1991年2月~93年11月 ドレスデン、ルカ教会

伝統のドレスデン・サウンドを開花させた不滅の名盤。旧録の序曲を特別収録。

シュターツカペレ・ドレスデンの特筆を余す所なく収録した不朽の名盤であるばかりでなく、デイヴィスとしても同じオーケストラと初めて完成したベートーヴェンの交響曲全集として後世に残る演奏です。

1960年代終わりから70年代にかけて、ロイヤル・フィル(EMI)との7番やPHILIPSレーベルでのBBC響とLSOとの1-8番(1番のみPHILIPSレーベルではなく後にPENTATONEレーベルで発売)、そしてバイエルン放送響との9番ライヴ(1985年)がありましたが、SKDとのこの演奏では従来と比較にならないほどの完成度を持ったベートーヴェンとして、発売当初より話題となりました。

伝統のドレスデン・サウンドをPHILIPSの録音陣が見事に捉えたこの盤は、デイヴィスの質実剛健な指揮により深みのあるサウンドと実り多い音楽性を兼ね備えた、真の名盤に仕上がっています。

オケの音質的にも旧東時代の音をまだ残っている、あの懐かしい音色が収録されている点でも価値が高い盤と言えるでしょう。

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山田一雄 札幌交響楽団



ベートーヴェン: 交響曲全集 山田一雄、札幌交響楽団,

指揮:山田一雄、矢崎彦太郎 [第1番のみ]
管弦楽:札幌交響楽団

ソプラノ:大島洋子
メゾ・ソプラノ:西 明美
テノール:大野徹也
バリトン:木村俊光
合唱:札幌アカデミー合唱団、札幌放送合唱団
合唱指揮:宍戸悟郎

録音:1989年4月~1991年10月 札幌・北海道厚生年金会館大ホールにおけるライヴ録音

ついに実現!ヤマカズ・ファンが鶴首して待っていた伝説の札幌ライヴ、ここに復活!
“炎の巨匠”が最後に辿りついた魂のベートーヴェン!

山田一雄、最晩年のベートーヴェン/交響曲チクルス、待望の復活です。これは、1989年から逝去する91年まで札幌交響楽団を指揮した伝説のライヴ録音(最後の第九に至っては死の3ヶ月前に行なわれたもの)で、“炎の巨匠”の「白鳥の歌」といえるべき貴重な記録です。

この演奏は、一度、インディーズレーベルでCD化されましたが、すぐに廃盤となってしまいファンやマニアの間で復活が望まれていたものでした。残念ながら第1番のみを残し、事実上全曲は未完に終わってしまいました(その後、愛弟子・矢崎彦太郎が第1番を代行)が、その演奏はまさに“ヤマカズ節”炸裂!最後に到達した“魂のベートーヴェン”と申せましょう。

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   運営者

ともやん 64才 横浜在住。
2019年7月に38年勤務した会社を退職し、現在自営とアルバイト生活。
ポップにライトでプロティアン・キャリアを実践する音楽好きおじさんです。
家族は妻と猫2匹。三人の子供たちは成人しています。
クラシック音楽を聴き始めて50年。好きな作曲家は、もちろんベートーヴェン。
聴き始めたころは、生誕200年としてお祭り騒ぎのようでしたが、先年の生誕250年は、コロナ禍によりコンサートが思うように開催できなかったので残念でした。
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